野生のウサギに癒やされる島

広島県竹原市の忠海港から船で15分の所にある大久野島は、かつて地図から消されてしまった島でした。そこには戦時中に毒ガスの製造工場があったからです。しかし、その負の遺産のようだった島が、今では多くの外国人旅行者が訪れる癒やしの島に変貌しています。現在、島には約700羽以上の野生のウサギが暮らしています。そこを訪れた外国人旅行者が、その可愛い姿をSNSにアップしたことから世界中に広まり、今では沢山の人が訪れる有名スポットになりました。とにかく島の中を歩けば、そこら中にウサギがいるのですから、まさにウサギ好きにはこの上ない癒やしの場所といえます。なお、ウサギを保護するために島内へのペット(犬や猫など)の持ち込みは禁止されています。また、ウサギ用のえさは忠海港で販売されている物以外与えてはならないことになっていますから、可愛いからといってえさを与えることがないように注意しなければなりません。

 

島内の施設や観光スポット

かつての歴史の証人となっている大久野島毒ガス資料館には、毒ガス製造時の資料が展示してありますが、平和を訴える役割を担うために昭和63年に建設されました。また、島全体が国民休暇村に指定されており、宿泊施設やキャンプ場、海水浴場などの施設も完備されています。瀬戸内海では珍しいラドン天然温泉があるので、心身共に癒やされます。島内は一般車両通行不可ですから、のんびりと過ごすことが出来ます。時間がゆっくり流れるのを肌で感じることが出来るまさに瀬戸内の楽園と言えます。